ここ一ヶ月くらい、ベルリンに関する本を読みまくっているが、そのきっかけになった本。
1945年の4月から5月にかけてのベルリン。ドイツが崩壊し、ロシア軍がベルリンに攻め込む中での女性ジャーナリストの日々の生活の記録。爆撃が続く中での食料を探す毎日、そして、侵攻してきたロシア軍の兵士が暴力と陵辱の限りを尽くす(10万人の女性が被害にあったといわれる)。ロシア兵のあふれるベルリンでどのようにして生き延びたか、筆者はするどい筆致でたんたんと記録する。
その訴えるメッセージの強さに一度は発行が控えられ、再発行が可能になっても筆者は死後まで許さなかったという。
端座して読まねばならない本である。
9月中旬に出張で列車4日間の旅行に出かけることになった。電車の中でビデオを出でも観ようと思い、TUTAYAでレンタルしたDVDに「ベルリン陥落1945」というのがあった。最近読んでいる一連のベルリン本と関係あるかもと、裏書きなどもよく読まずに借りてきたのだが、まさしく「ベルリン終戦日記ある女性の記録」の内容だった。想像していたイメージにぴったりはまる描き方でよかった。特に崩壊したベルリンの街は印象的だった。販売が2010年11月なので、まだ発売前なのだがレンタルが先行して売られたらしい。
もちろん、本を読んでから、見た方がいいと思う。
ある女性,
山本浩司(翻訳)
出版社: 白水社 (2008/5/27)
ISBN-10: 4560092087
ISBN-13: 978-4560092088
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